Sissy

 Sissy 7th Anniversary Special Talk

Sissy oneman live 2015「music line special クリスマスナイト」
2015/12/23 @東京グローブ座
ライブレポート

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2015年12月23日はSissyにとっても東京グローブ座に訪れたファンにとっても至福の時間であったことだろう。

まず感じた事は「なんて気持ちの良いバンドなんだ」
Sissyは、不思議な魅力に包まれている。まず何といってもメンバーがとても仲良しだということが伝わってくるバンドである。そしてファンを楽しませたい思いとファンへの感謝に一貫しており良い意味で全くもって“毒が無い”アーティストである。楽屋でも本番でも裏表の無い“素の彼ら”がそこにはあって彼らが幅広い年齢層に支持される理由のひとつであろう。

今回の東京グローブ座でのライブはクリスマスナイトと銘打っておりファンの中にもサンタやトナカイの格好をした人もいてクリスマス気分は最高潮であった。

松田1

クリスマスらしい静かなBGMに始まりバンドメンバーのステージ入りとともに一つになる会場。
一曲目はしっとりと聞かせる名曲「廻ルシティ」でスタート。美しいバイオリンなどの音色と共にシンプルで洗練された楽曲が早速Sissyの世界観を彩る。

その後、MC無しで「POP MUSIC!!!」「SHAKE」「Nancy」と立て続けにノリの良い曲を披露。Gt原のファンキーなカッティングや小刻みよくバンドを動かしていくDr佐藤、時には主張をし、時には歌を支えるBa示村の演奏、そして熱く歌い上げるVo松田の歌声に一階席は総立ち。ファンは、ここぞとばかりに手を叩きSissyタオルを回す。

ここでやっと松田のMCが入る。
「まずは、ファンの皆様への御礼」そして「今日は、ホームパーティーの様にして皆さんをお招きしたい」と言っていた通り、確かにステージには、ソファーや絨毯が敷いてあり中央奥にはクリスマスツリーまである。まさにホームパーティーの様なアットホームな演出に心を和ませた。

松田2

ライブの幕開けと共に4曲続けて演奏をした会場は既にバンドとファンの呼吸が合いまって、熱気と活気に満ち溢れたていたが、何とここからは“アコースティック4曲”
バンドメンバーは椅子やソファーに座りドラムはカホンを演奏。まさにSissyのホームパーティーに招き入れられたかのようだ。

このコーナーでは歌詞やメロディーを聞かせる曲を披露。
「旅人」「26:00」「朝焼けと夕焼けの星空」「蓮」

アコースティック編成では、やはり歌詞が耳に入って来やすい。それぞれが経験したそれぞれの人生に想いを重ね、ファンはしっとりと聞き惚れる。

「蓮」においては、Vo松田栄作一人のソロ演奏。ギターと歌のみというシンプルな演奏で、より松田の歌が伝わりファンを引き込む。

音楽とは、音数が多ければ良いものではないと再確認させられる。
静まりかえった会場。ここでアコースティックタイム終了。前半の勢いのある4曲から一気に静かなアコースティック4曲
Sissyは感情の押し引きが実に巧みである。

バンドメンバーが椅子から立ち、カホンもドラムへ移動。
ここで一気に盛り上げて来るのか?次の展開に期待をしていると次の曲は、アコースティックの延長の様にしっとりと始まる。まるでここが大聖堂であるかのような美しい賛美歌を思わせる名曲「ひとりぼっちの冬物語」

美しいコーラスをバンドメンバー全員が歌い、2番からバンドサウンドへ
ボーカルを引き立たせるバンドアレンジとコーラスワークが絶品の曲である。

その後「約束」「罰×罪」「君と道」と2015年のSissyを象徴する曲達を披露。
「約束」では、松田のアカペラに始まる純粋な愛を歌い上げ、まるで正反対の別れを歌った曲「罰×罪」、そしてこの2曲への始まりであるかのような「君と道」を敢えて後ろに持ってくるあたりがSissyなのであろう。

一息入れて今日までのメンバー同士の胸の中を明かすMCが入る。
”Sissyは仲良しに見えるけど実はケンカをしたりもしてきていてもう、解散するんじゃないか?終わってしまうのではないか?と思う事があった。

でもその時、オリオン座を見上げて「あ、これって俺たちみたいだ」
周りにある4つの星がメンバーで真ん中にある星がファンのみんな。見上げた星空にこの絵が浮かんだVoの松田は涙が込み上げてきたという。

そんな現在進行形の赤裸々な想いを乗せた新曲「ヒカリノユクエ」
この曲は、期待、不安、決意、迷い“それでも越えていく”という複雑な心境や葛藤などが描かれていたが、曲は力強く“動きだそう”という強い意志を感じる。また今回のグローブ座公演においてのファンへの感謝の気持ちを込めた彼らからのファンへのクリスマスプレゼントなのであろう。

そして、ここからは前だけを向いたとびっきりのSissyをファンへたたみ掛けるように演奏する。「POWER」「届いてI LOVE YOU」「Passion!!」「Ready Go!」ファンは総立ちでタオルを回す。

「POWER」では、ファンとのコール&レスポンス、疾走感のあるハイテンポな曲でみんなを楽しませたいという想いを、「届いてI LOVE YOU」では、丁寧な振り付けの練習もありシャイな人でも楽しめる空気感を演出、“恋って良いな”と思わせるような楽しい曲を、「Passion!!」では、カッコイイバンドのキメが会場を盛り上げファンを躍らせた。

そして彼らにとっては思い出深いであろうデビューシングル「Ready Go!」で会場のボルテージは最高潮。

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ここでVo松田がSissyからのもう1つのクリスマスプレゼントであるかのような名曲をファンへの感謝と共に伝える。
「今までで一番幸せなクリスマスを過ごしてほしい」
本編最後の曲はSissy屈指の名曲「ストロベリー」を演奏。

ステージから降る雪に自然とロマンティックな景色が浮かぶ。サビの盛り上がりと共に降る雪は感動を呼び、音楽、歌詞、照明とマッチして筆者を含めファンも涙したことであろう。

本編終了からのアンコールの呼びかけはSissy名物でもある、ファンの「Ready Go!」の大合唱が会場に響き渡る。

ファン達の合唱に応え、Sissyメンバー全員がオリオン座をモチーフにしたTシャツに着替えステージに戻ってくる。
ファンからの直接の声一つ一つに応え、なかなかアンコール曲にいけない
そんなVo松田の優しさがよりファンとの心の距離を縮める、心温まるシーンであった。

アンコールには新曲「Something New」、そしてSissyらしいミディアムバラード「Goodbye hello」を演奏。

Last MCでは、今までの紆余曲折を話しメンバー達の胸の内を話した。
バンドメンバーでどんなに争った時でもスタジオに入ってみんなで音を出せば楽しかったこと。しかし、“自分たちが楽しいだけじゃダメなんだ”という想いが湧き、どうすれば皆が楽しめるのかばかり考えていた。

自分に自信がなく自分が嫌いだったけど、みんなのお陰で歌ってて良かったと思えてきたこと。これから歌で恩返しをしていきたいことを語り最後に彼らは思い切った宣言をした。

実は、5年前の12月23日は“Sissy”にとって特別な日だった。メジャーデビューを発表した日だ。
ファンへの感謝の気持ちも込めてメジャーの舞台へ再び挑む事を彼らはファンに約束した。

Sissyがメジャーに行く日を筆者も待ち望んで、応援していきたいと思う。
終始一貫してファンへの感謝を伝えていたSissyは、見ていてとても気持ちがよく後味が良い。しかしファンもまたSissyに励まされ感謝している事だと思う。感謝や愛情というものは与えあう事で循環し大きなものとなっていくと思う。
色々なアーティストが無数に存在する中で、本当に心を込めて歌い演奏している人たちは一握りだ。
そういったアーティストはファンも根強く息が長い。これからさらに躍進するであろうSissyに大注目である。

Love&Music BAG 代表 水野達也

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2015.12.23
Sissy 東京グローブ座公演セットリスト

1. 廻ルシティ
2. POP MUSIC!!!
3. SHAKE
4. Nancy
MC 〜アコースティックコーナー〜
5. 旅人
6. 26:00
7. 朝焼けと夕焼けの星空
8. 蓮
MC
9. ひとりぼっちの冬物語
MC
10. 約束
11. 罰×罪
12. 君と道
MC
13. ヒカリノユクエ (NEW)
14. POWER
15. 届いてI LOVE YOU
16. Passion!!
17. Ready Go!
MC
18. ストロベリー

【encore】
1. Something New (NEW)
2. Goodbye hello

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